当協会は、電気関係事業の進歩発展を図り、産業の振興・文化の進展に寄与することを目的としている団体です。環境変化の著しい今、この原点を踏まえて、当支部は日本電気協会本部および地域の関係行政機関との緊密な連携のもとに公益的諸活動を積極的に展開しています。
中部支部は、一般社団法人日本電気協会の地方支部で、中部地区5県(愛知県、静岡県の一部(富士川以西)、三重県、岐阜県、長野県)を担当しています。
一般社団法人日本電気協会は、大正11年に発足した社団法人電気協会を直接の基としていますが、その前身は明治25年に設立された日本電燈協会に遡ります。日本の電気関係事業の始まりが明治19年の東京電灯、中部地区での始まりが明治22年の名古屋電灯の開業ですので、その草創期からスタートした公益団体です。電気関係事業の振興のため、時代と共に改組され、今日に至っています。
明治11年(1878年)12月 | 工部大学院にてわが国ではじめて電気が点灯(アーク灯) |
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明治19年(1886年)7月 | 東京電灯営業開始 |
明治22年(1889年)12月 | 名古屋電灯営業開始 |
明治25年(1892年)5月 | 日本電燈協会設立 |
明治28年(1895年)5月 | 日本電気協会に改称 |
大正2年(1913年) | 関西に中央電気協会、九州に九州電気協会設立 |
大正10年(1921年)10月 | 3協会を合同し、(社)電気協会設立 |
大正11年(1922年)2月 | (社)電気協会 中部支部設立 |
【戦局の悪化に伴い昭和17年5月~昭和23年5月まで中部地方の活動はなし】 | |
昭和18年(1943年)10月 | (社)大日本電気会に名称変更 |
昭和22年(1947年) | (社)日本電気協会として再出発 |
昭和23年(1948年) 5月 | (社)日本電気協会 中部電気協会設立 |
平成23年(2011年) 4月 | (社)日本電気協会 中部支部に名称変更 |
平成25年(2013年) 4月 | 一般社団法人日本電気協会 中部支部に変更 |
優良電気設備の普及・促進を図り、自家用高圧受電設備の保安と消防用設備の電源確保に寄与するため、次の業務を行っています。
電気安全知識と電気の有効利用に関する啓発と技術の普及・促進のための委員会を通して、多面的な活動を展開しています。
一般財団法人電気工事技術講習センターを認定機関として実施する第一種電気工事士定期講習と、同センターが実施する認定電気工事従事者認定講習の業務について、中部地域の受託団体として、講習事務を実施しています。